残念ながら、まだ今日も真夏日でした・・・
明日も微妙に30℃越えそうな感じ、出かけるのでちょっとつらいかなあ。


夕方にテレビを見る時は、必ずNHKの7時のニュースとクローズアップ現代を見ている私です。
今日はそのクローズアップ現代で、小中学校のクラス分け授業についてやってました。
ゆとり教育の実施の後、次第に学力格差が顕著になってきて、最近になってやっとその対策としてクラス分け授業を行政が指導してきているという話。
でも、なかなかスムーズに実施にこぎつけられないようです。
その足かせとなっているのが、優越感と劣等感を子供達に感じさせたくないという意見・・・要は、序列化に対する反発ということらしいですが。
なんかねーこの辺ってどうなんでしょう?
はっきり言って私は、これは臭いものに蓋をしているだけだと思う。
実際社会に出れば、容赦なく実力社会なわけでしょう。
ちゃんと向き合って乗り越えていけるようにしなければ、結局社会に出て挫折するだけ。
入社早々やめる人たちの理由ってその辺にあるんじゃないかな?と思うこともあります。


だから、文化祭の演劇で主役を皆で分担するとか、体育祭のリレー競技を実施しないとか、徒競走で手を繋いで皆でゴールするとか、すごいバカらしいなーと思う。
もちろん、一つのものさしだけをすべての価値観と思ってしまうのは問題だろうけどね。
一人一人、色んな才能があって、ある分野では苦手でも他の分野ではちゃんと自分を出すことができるって実感させてあげなきゃ。
どちらかというと、序列化を気にするのは子供達より親って気もする・・・
子供にとっては、まったくわからなかったり簡単すぎてつまらない授業よりも、レベル分けした自分に合った授業の方がためになるのは明らかだと思うけどなあ。
そこで妙に付け上がったり自信をなくしてしまう生徒に対しては、ちゃんとケアの仕方だってあると思いますー先生方だって今まで教育という分野で専門的にやってきた方々なのですから。
実際、レベル分けがない授業を高校生に対してやっていた、一講師の意見ですが(笑)