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 眠れぬ夜を抱いて  幻冬舎文庫  野沢尚

新たに開発された郊外型リゾートホームで起こる、不可解な一家失踪事件。
この開発者の妻であり、彼らと生活を共にしてきた主婦の中河悠子は、しだいに風当たりの強くなる夫を助けるため、事件の真相究明に乗り出す。
調査が進む中で明らかになっていく事実に、次第に不安を深めていく悠子。
10年前、遠い異国のマイアミで何があったのか?
そして現在、誰がどんな目的で事件を起こしているのか?
深まる疑惑が一本の線として繋がったとき、真実は思いもかけない形で明らかになっていくのであった・・・


むー読んで4日くらい経ってるんだけど、すでに半分くらい忘れてる・・・
ちょっと本を見直しながら、思い出してみてます。
今回はなんというか、登場人物の心理がイマイチ入ってこなかったかなー
特に、この事件の主犯ともいえる人物の人物像がぼやけてる感じ。
サスペンスとして、日常から事件へ、事件が事件を呼び、原因究明へ乗り出し、やがて真相へ・・・という流れはなかなか面白く読んでいました。
最後の、どんでん返しとまでは言わないけど、シャープに謎解きがある辺りは結構好み♪
これもドラマ化されたようですが、まったくそちらに疎い私は初めて聞きました・・・
これを映像化するとどうなるのかなーと想像しながら読むのも楽しそうだね〜