本日の読み物

 QED 東照宮の怨  講談社文庫 高田崇史

三十六歌仙絵を狙った事件が立て続けに起こる。
不可解な事件の裏に隠された謎は、意外にも日光東照宮へと繋がっていた。
この絢爛豪華な建造物に込められた謎を解き明かしていく過程で、故人たちによって何重にも張り巡らされた巨大な呪が明らかになっていく・・・・
その神秘は現代に生きる人々をもからめとり、殺人事件へと導いていったのであった。
おなじみ桑原崇の謎解きが冴えわたる、シリーズ第四弾。


最近忙しかったせいもあるけど、やはりこのシリーズは読むのに時間がかかります。
何というか、軽く読んでるとあっという間に置いてかれてしまうんだよね。
それだけものすごい情報量が、この本の中には詰まっているということだけど。
それにしても、これを読んで改めて思うこと。
歴史ってやっぱり面白い!
しかし、高校入学時から理系のクラスだった私は、高校でまったく歴史について勉強しなかったのです・・・やったのは必修の現代社会と選択の地理*1のみ。
いやー塾の隣のクラスとかで日本史とか世界史とかやっていると、ついつい耳を傾けてしまうんだけどね、やっときゃよかったなーと常に後悔。
そんな私の知識欲を刺激し、満足させてくれるのがこのシリーズだったりするのです。
でも、日本史をちゃんと勉強してたら、この本もっと面白くなる気がするなー
今更ながらに、始めから学んでみようか?

*1:高校社会のなかで一番負担が少ないという事で選んでしまった・・・センターに使うときの苦労も考えて。