独白

ある小説を読んで、ちょっと色々考えて眠れなくなってしまって、これを書いてます。
昔の自分、今の自分、これからの自分・・・・考え始めたらキリがないけど、今は考えなきゃいけない時だと思って、ちょっととことん考えてみようかなと。
独りよがりの無駄に重たい長文なので、興味ない方はすっ飛ばしてくださいな〜


昔の自分は、いっぱしにそこそこ何でも器用に出来ると思ってました。
なんだか知らないうちに優等生というレッテルが貼られていて、自分でもそれに習わなきゃって思って、外面を良くしようと苦心してた部分がかなりあったように思います。
・・・って、これは今だから書けることで、実際当時は無意識に自分を押し殺してたんだよね。
でも、やっぱり無理は体の中に徐々にたまっていくわけで。
そのストレスは、他人(特にクラスメートなど)とのコミュニケーション拒否という形で、中学時代に最もひどく表れていたように思います。
自分の中では、中学時代は人間的成長を自ら止めた冬眠期のようなものだと感じてます。

それが、高校生となって、等身大の自分でも気楽に付き合える仲間たちと出会えて、かなり自分を自由に出すことが出来るようになりました。
ここが、いろんな意味で自分が一番素直に振舞えていた時期かな。
自分の甘さや劣等生ぶりも少しずつ見えてきて、それでもまだバランスを保てた頃でした。


でも、大学生になって少し広い世界に出て、自分がいかに何も出来ない人間かという事に思いっきり気づかされて。
基本的に完璧主義者の私はなかなかそれを認められなくて、逃げてた部分も多かった。
それでも、少しずつ変わりつつある自分を肯定したくて色々あがいて、自分なりの決断としてレール*1から飛び降りたつもりだった。
ただ、今思えばこれは、自分から飛び降りたというより、周りに突付かれて落ちちゃったというのが正しいかも・・・
自分はこれがしたい!という決定的な何かを持っていなかった私は、やはりどこかフラフラしていて。
結局のところ、地に足が着いていない状態で走り出した私は、途中でから回りして見事コケたわけです*2
それでも、自分の決断であったことは事実なんだし、自分がちゃんとやってきた事に胸を張ればよかったのに、心の奥底ではそんな自分を認めてなかったんだろうな〜と今改めて思います。
周りになかなか弱音を吐けるタイプではない私は、どうしても建前のセリフでごまかしてしまおうとするんだけどね・・・
でも、他の人は騙せても(騙せてない気もするが)、やっぱり自分の本心は騙せないんだよね。


ここまで気づいていても、まだなかなか踏み出せない自分がとってももどかしい。
自分の将来について、まだまだ先の見えない部分は多いけど、ちゃんと向き合わなきゃいけない問題が山積みなんだから。
だから・・・読書はまだしも、パズルやゲームに逃げるんじゃない!と自分に突っ込み(笑)


色々連絡やら何やらを怠っている友人様方、この場を借りて「ごめんなさい」
もう少し、手ごたえが掴める所まであと一息、カメの歩みでも進んでみます。
年内には色々はっきりとさせることが出来ると思うので、というかしたいので、どうぞよしなに・・・


最後に、何の小説読んでここまで考えたかというと

 Close to You 柴田よしき著 文春文庫     でした〜


今の、というよりいつの時代の私にとっても、これは痛い小説ですわ・・・TT

*1:いわゆる普通の就職コース

*2:突っ走りすぎて、一度体調崩して会社をやめたわけだから