ITゼネコン

今日ちょうど、NHKクローズアップ現代*1を見ていて出てきた言葉です。
初めて聞いたので何だろう?と思って注目していたら、大まかに言うと―地方自治体など政府の情報システムの構築・管理、製品の販売を占有して請け負っている大手メーカー―という事らしいです。
ちょうど政府とゼネコンとの関係のように、専門知識の無い公務員達を相手に、競争にさらされる事もなく発注を独占しているという所から来た名前のようですが、確かに素人には入り込めない分野という感じがあったんでしょうね〜結果、かなり高額なコストがかかっていたみたいです。
それを許してきた自治体も悪いし、それにあぐらをかいてきた企業も悪いという感じでしょうか。
その構図が徐々に変わってきていて、自治体自らがシステム開発したり、独占的に請け負ってきた大手企業以外(中小・外国企業含む)に発注したり、様々な取り組みがされているという話。
今まで見過ごされてきた所にも、財政難がきっかけとなってメスが入るようになってきたようです。
個人的にはこういう時に、地方の中小企業じゃなくて外国企業に発注というのはちょっと悲しい事なんじゃ?と思うんだけど、資本主義的には甘いと言われるのかなあ・・・

*1:7時のニュースの後、7時半からやる番組。公式ページもあるので、興味がある方は見てみるといいかも。