本日の読み物

 反乱のボヤージュ 集英社文庫 野沢尚

首都大学の片隅の古ぼけた鶴巻寮で生活する、坂下薫平。
寮の食堂を管理するバツイチの菊さん、菊さんに淡い恋心を抱くサッカー部の茂庭先輩、寮の自治委員会の頼りない司馬委員長、二人しかいない女性の一人である理論派・真澄先輩、最近銀行に内定をもらった現実派・保利先輩、もう一人の女性でフェロモン系・田北奈生子、奈生子に思いを寄せる麦太君と同室の天ちゃん、AV女優のスカウトをしている手島先輩・・・・・
個性的で楽しい人たちに囲まれながら日々を過ごしていた薫平達の元に、寮の取り壊しを目論む大学側から舎監・名倉が送り込まれてきた。
それと同時に、寮生達の中で様々な事件が起こり始める―――
寮生達と大学側との闘争の火蓋が、切って落とされたのであった。


うーん、さわやかな青春小説という感じですー
でも自分、こんなさわやかな日々を過ごしてはこなかったな(笑)
そんな、反乱!という雰囲気でもなく、ほわーっという感じ。
もちろん、寮生達の心の中では様々な葛藤や戦いがあるんだけどねー
私が普段よく読む野沢氏の感じとは結構違ってるねー軽く読んでくださいな☆